彦根城の見どころ国宝の櫓・彦根藩主井伊家の居城・周辺情報事前チェック

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お城巡り

天守と附櫓及び多門櫓が国宝に指定され、桜田門外の変で

生涯を閉じた、大老「井伊直弼」ゆかりの城として有名。

見どころは多数あり、訪れる前に事前チェックしてください。

目次

国宝「彦根城天守」・周辺の見どころ紹介

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 アクセス


〒522-0061 滋賀県彦根市金亀町1

電話番号でカーナビを設定する場合は、

彦根城博物館(TEL 0749-22-6100)で入力すれば

目的地「彦根城天守近く」にナビしてもらえる。

おすすめ、付近の駐車場3選

桜場駐車場(さくらばちゅうしゃじょう)
〒522-0061 滋賀県彦根市金亀町3
大手前駐車場(おおてまえちゅうしゃじょう)
〒522-0061 滋賀県彦根市金亀町4
京橋口駐車場(きょうばしぐちちゅうしゃじょう)
〒522-0064 滋賀県彦根市本町2丁目1

ちなみに自分は京橋口駐車場に停めて、観覧しました。

トイレも、自販機も、喫煙所も完備されています。

京橋口駐車場

城下町の名残を残した名店が軒を連ねる

「夢京橋キャッスルロード」にもほど近く、

おススメです(この駐車場が一押し)。

彦根城について

(国宝彦根城附櫓及び多門櫓,特別史跡彦根城跡・パンフレット参照・一部抜粋)
関ケ原の合戦の前哨戦で戦禍を耐えた「大津城」
から移築されたと言われている。完成は1607年(慶長12年)ごろである。
お城としての景観もさることながら、軍事面での設備も優れている。
昭和27年に国宝に指定された。
彦根城の築城の歴史を振り返ると、江戸時代の慶長時代元和時代
に大きな普請がなされたようです。
彦根城で国宝に指定されているのは、「天守」「附櫓」及び「多聞櫓」
重要文化財に指定されているのは、「天秤櫓」「西の丸三重櫓」「続櫓」「佐和口多聞櫓」「太鼓門櫓」「続櫓」「馬屋」です。

慶長時代の普請・整備および歴史的出来事

・慶長9年(1604年) 彦根山を中心に普請(整備)開始、
芹川の付け替え整備、本町中心城下町の建設着手。
・慶長11年(1606年) 大津城天守から持ち込まれた天守部材を組み上げる(本丸御広間が完成)。
・慶長20年(1615年) 彦根藩主が井伊直継から直孝となる。
大阪冬の陣、夏の陣がそれぞれ惹起し終結する。

元和時代の普請・整備および歴史的出来事

・元和1年(1615年) 築城、普請が再開される。
・元和8年(1622年) 御櫓、御門、石垣、表御殿が完成し外堀もこの頃に完成する。
・以後、城下町の改造や拡張が随時行われ、各施設の修繕修築される。

彦根城の見どころを写真とともに紹介

大手門から入場

 

 

 

 

 

橋を渡ると、大手門入場口があり、券売所にて入城券を購入します。

入館料(各種セット券あり) 観覧時間 8:30~17:00
彦根城・玄宮園セット券 大人800円 小中学生 200円
彦根城・玄宮園・博物館セット券 大人1200円 小中学生350円
※ 表門、大手門、黒門、玄宮園、開国記念館前の
いずれかの券売所にて購入

入城券とパンフレット

石段を上っていくと、途中に休憩どころがあります。日本風で趣があります。

彦根城天秤櫓(国重要文化財)が現れる

廊下橋につながる櫓門部分を中央に配置、多聞櫓の角を二重櫓にすることで、左右対称となっている。これが、天秤櫓と言われる由来である。一説に、長浜城大手門を移築したものとも伝えられる。
石垣の積み方も二種類あり、建物土台が築城当時の「打込みハギ積み」反対側が江戸時代後期の「落とし積み」である。このように、その時代時代で、改修が重ねて行われていることが分かる。

彦根城太鼓門及び続櫓(国重要文化財)へと続く

どこかの城門を移築したものと言われ、天守がある本丸表口をかためる櫓門である。城内への合図する太鼓を置いたところから、「太鼓門」と名付けられたとされている。

天守が姿を現す

彦根城天守は、国宝に指定されている。彦根城以外の国宝天守は「姫路城」「松本城」「犬山城」「松江城」である。
庭園には、彦根市のゆるキャラ「ひこにゃん」のパネルが配置してあり、一緒に写真が撮れるスポットがあります(笑)。この日も、女性に人気があり、ひっきりなしに撮影していました。

天守城内へ

いよいよ、天守入り口です。靴を入れる貸出ビニール袋を使用します。

 

 

 

 

 

お城ではよく見かける、敵を迎え討つための狭間(ざま)が見られます。天守には82ヵ所もの「鉄砲狭間」や「矢狭間」と呼ばれる小窓があります。

文字通り、矢でも鉄砲でも持ってきやがれ~ですね(笑)。

狭間(ざま)の説明

火灯窓

 

 

 

 

 

 

井伊直弼公の彫像を見て、部屋を順路通りにぐるっと回ります。

井伊直弼公 彫像

急階段を上ります。お城によくある、武器を持った敵が上りにくいようにできています。

いよいよ最上階

琵琶湖と市街地、伊吹山がきれいに眺望できます。

国宝である証明(国宝指定書)も掲げられていました。

天井の梁もかなり太い木材が使われています。

不意の敵から、身を隠したのでしょうか「隠し部屋」がありました。

彦根城西の丸三重櫓及び続櫓

西の丸の西方にある櫓、裏手からの敵の侵入を防ぐために建てられた。

三重櫓から見る天守も素晴らしい。

三重櫓から見た天守

米蔵跡に並ぶ梅林

大手門販売所近くに米蔵の跡があり、梅林となっている。

彦根城は、梅の時期も桜の時期も咲き誇る花とともに、

楽しめるところです。

名勝 玄宮楽々園

この玄宮楽々園は、彦根城の北側の内堀とかつてあった
琵琶湖の内湖との間に位置していた。城下町とやや離れた場所で、
風光明媚で自然が豊かな環境に存在していました。

江戸時代には、茶会を催す場所とされていたようです。

屋形船と人力舎

屋形船

お堀を屋形船で遊覧することができます。

乗り場は、玄宮楽々園の入り口前にありました。

井伊家ゆかりの御好屋形船が彦根城内堀を運行されています。

大名の舟遊び気分で遊覧を楽しむことができますね。

乗船予約は1ヶ月前より可能です。乗船時間 約50分間

料金 大人1300円、子ども(小学生以下)600円、3歳以下は無料

※桜時期は1500円

お問い合わせ NPO法人小江戸彦根

TEL:080-1461-4123 FAX:0749-26-4868

最新の料金等お問い合わせをお願いします。

人力車

彦根城の周辺や観光どころを人力車で回るのも、

なかなかいい感じですね。

申し込み場所は彦根城表門橋にて。
連絡先・問い合わせ 俥夫直通番号 090-8239-7855 。
※ただし、接客中など出られない場合がありとのこと。
FAX    0749-25-3308
メール  info@hikonekirakusya.com

まとめ

彦根城いかがでしたでしょうか。

ご案内した個所をすべて回るのに、約4時間ほどかかりました。

天守はもとより、国の重要文化財である

「太鼓門及び続櫓」「天秤櫓」「西の丸三重櫓」「二の丸多聞櫓」

などなど、見どころがたくさんあります。

積み方の違う石垣も美しかったです。

梅林は三分咲きでしたが、きれいでした。

名勝宮玄宮園は、「風光明媚」という言葉がぴったりです。

楽しみ方も様々で、屋形船に乗船してみるのも、

人力車で観光処を回るのも楽しそうです。

そして、観覧の後は城下町を訪れておいしい料理を

味わうのも楽しみの一つです。

夢京橋キャッスルロード

夢京橋キャッスルロード

 

 

 

 

 

「ひこにゃん」に会いたいって思われている方へもお勧めです。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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よろしければ、ご覧ください。

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