小里城跡・山城へ行こう・アクセスと見どころを徹底解説 岐阜県瑞浪市の山城

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お城巡り

こんな時だから、山城へ出かけましょう。

感染症対策で、天守の公開を休止する城郭が多くなっている昨今です。お城ファンには、何とも残念なことです。

だったら、密閉空間がない「山城」「城址」「城跡」へ出かけてみてはいかがでしょう。

そんなこんなで、行ってきました。岐阜県瑞浪市にある、山城「小里城跡」

織田信長とつながりの深い小里氏の居城です。立派な石垣が見どころで、さらに、本丸からの眺めが美しい小里城跡をご紹介、徹底解説します。

岐阜県の山城を紹介、ぜひ、あわせておよみください。

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お城好き、トレッキング好きのあなた必見です。どうぞ、事前チェックにご活用ください。小学校や中学校の児童生徒さんも十分登れます。パワーが有り余っている子どもさんと、親子で本丸を目指すのも、いいですね。

目次

小里城跡について

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アクセス

〒509‐6103 岐阜県瑞浪市稲津町小里

駐車場は、道路沿いにあります。思わず通り過ぎてしまいそうになりますので、この看板を目指して駐車場へ入ってください。

本丸への登り口は、道路を挟んで向かい側になります。横断する際は、気を付けてくださいね。

所要時間・服装・持ち物など

所要時間:登り20分~30分, 降り15分~20分
服装:季節に合わせたものを着用、但しあちらこちらに「まむし注意」の看板あり。長ズボンは必須です。
履物:トレッキングシューズ、または底の厚い運動靴がおすすめです。
持ち物:汗拭きタオルと飲み物は必須です。夏場は虫よけスプレーもあるとよいですね。

本丸を目指して

登り口から本丸まで「600m」

登り口は、こちらになります。頂上の本丸(ゴール)まで、600mです。

まずは、登り口から御殿場を目指します。やや急な登り坂を進みます。すると、大手門跡が見えます。石垣がとてもきれいです。

御殿場に到着(本丸まで500m)

大手門跡を過ぎて、進むと御殿場跡に到着します。

大手道を通って、本丸までの道のりあと「500m}です。

山道を進み、本丸まで「400m」に到達。

本丸まで「400m」の看板に到着、やや急な上り坂を進みます。

見過ごしそうな「あと300m」表示に注意です。

本丸まで、300mの表示は「まむし注意」の看板の中にありました、見過ごしてしまいそうでした。見つけてくださいね。

「200m」の表示から、再び急な上り坂が続きます。

あと、200m表示の看板を過ぎても、急坂は続きます。

表示が10m単位に変わります。「本丸まで、120m」

本丸まで「120m」の表示があります。そこを過ぎると「大手曲輪跡」に出ます。曲輪の礎石と思われる石がしっかりと残っていました。

本丸まであと少し、残りは「80m」です

いよいよ、クライマックスです。本丸までは、100mを切って80mとなりました。「危険歩行注意」の看板も見られます。本丸まで、心して登りましょう。

思わず、ロープの助けを借りたくなる、本丸手前の急坂です。

本丸(天守)に到着

最後の急坂を上りきると、小屋が見えます。小屋の横を過ぎるといよいよ本丸が姿を現します。

石垣(石積み)もしっかりと残っています。

天守の中心には、神社の祠(ほこら)が祀(まつら)れていました。

本丸跡の巨石と石垣の存在感に圧倒されます。

天守からの美しい眺望をお楽しみください。

いつの時代のものか、分かりませんが岩にくさびの跡があります。想像が膨らみますね。

 

本丸の南側には、帯曲輪跡がありました。

小里氏と小里城の歴史について

小里城跡は、城山という山地に築城された山城です。そこで、「小里城山城跡(おりしろやまじょうせき)」とも呼ばれています。
土岐市の支流である「小里出羽守光忠」が天文3(1534年)に築城した山城です。その後、代々小里氏が城主を務め、居城としてきました。
天正元(1573年)、岩村城(恵那市)が武田勢に攻め入られ攻略されました。これに対し織田信長は、岩村城を奪還するため、小里城と鶴ヶ城(共に瑞浪市)を拠点としました。
御殿場跡は300坪あまりの平坦地に曲輪がありました。大手門の石垣(石積み)は左右ともにほとんどが現存しています。
頂上の本丸(櫓)の石垣(石積み)や石材は当時のまま散在し、その跡を見ることができます。

まとめ

小里城は、いかがでしたでしょうか。小里城跡の見どころをまとめてみます。

・登り始めから往復1時間以内と、比較的登りやすい。
・石垣(石積み)が当時に近い姿で見られる。
・天守前の巨石からの眺望が良い。

などが挙げられます。

ぜひ、足を運ばれて山城を楽しんでください。このブログが、そのきかっけになれば幸いです。

各地にある城郭が、感染症対策で天守の参観休止となっています。密閉空間医とならない山城や城址、城跡巡りはこれからもお勧めです。

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ここまで、お読みいただきありがとうございました。

スナフキンの名言集より  By トーベ・ヤンソン

結びに、恒例のスナフキンの名言をお贈りします。

長い沈黙が訪れました。

やがて、スナフキンが、静かに、ゆっくりと、つぶやきました。

「地球が粉々になるなんて酷すぎるよ。こんなにも、美しい星なのに」

(ムーミントロールと彗星より)

 

それでは、また。

スナフキンの生活に憧れる「スナフキン」でした。

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