岐阜城金華山にそびえる名城稲葉山城アクセス見どころ徹底解説

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お城巡り

目次

織田信長・斎藤道三の居城

岐阜城を徹底解説します

自由自然を愛する「スナフキン」と申します。

ブログをご覧いただき、ありがとうございます。日本全国の隠れた名所

お城山城城跡史跡散策コースお出かけスポット

トレッキングコース(登山)などを紹介しています。

楽しく読んでいただければ嬉しいです。

今回ご紹介する城跡は                                                                               岐阜県岐阜市にある「岐阜城(稲葉山城)です。                       斎藤道三・織田信長が居城しました

これから、岐阜城へ行こうと考えているあなたポイント

をチェックしてください。

岐阜城の歴史

岐阜城の別名は、稲葉山城です。鎌倉時代以来の歴史があります。

本格的な城郭整備は、戦国時代、斎藤道三の時期と考えられています。

永禄10年(1567年)、織田信長は稲葉山城を占領し、

城主だった斎藤龍興を追放し、本拠地を小牧山から

ここに移します。その際信長は、この地方一帯を

平定するとともに「井の口」だったこの地の名称を

「岐阜」とします。ここ岐阜城を天下統一の本拠地としました。

さらに、稲葉山城であったこの城を「岐阜城」

と改名したと伝えられています。

国史跡に指定

織田信長が天下統一の拠点としたこと、ポルトガルの宣教師

ルイス・フロイスの記録が残されている、貴重な庭園が

発見されたこと、などの歴史的価値が高評価され、

平成23年2月7日、山麓城主館跡・自然地形を含めた

金華山一帯が国の史跡として指定された。

(「国史跡 岐阜城跡」 パンフレット参照・一部引用)

金華山の麓からみた岐阜城岐阜城は、岐阜市内はもちろん

近隣の地域からもその雄姿を見せています。今回の参観でも、

金華山に近づく、かなり手前から、岐阜城が見られました。

岐阜市内なら、ほとんどの場所から岐阜城を仰ぎ見ることができるようです。

自然地形を含めた金華山一帯も、国史跡の指定を受けた理由がわかります。

裏技情報 「清州城から見た岐阜城」

若き日の信長が拠点とした「清州城」の天守から

金華山と岐阜城がうっすらと見られます。

自前のカメラの望遠レンズの限界の範囲で

撮影してみました。

信長は、はるか彼方にそびえる岐阜城を「いつか、わが手中に」

と考えていたことでしょうね。

清州城の情報はこちらをご覧ください。

清州城 織田信長天下統一出発点 天守閣からの眺め周辺情報 徹底解説

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岐阜城へのアクセス・主な駐車場

①岐阜公園第1駐車場  

住所 〒500-8002 岐阜県岐阜市御手洗385

TEL 058-265-4141

駐車料金 1回300円   駐車台数 143台

営業時間 8:30~21:00 (花火・鵜飼開催時は最大22:45まで延長あり)

一番近いこともあり、満車になるのも早く、待ち発生も多数(特に休日)あり

②岐阜公園第2駐車場

住所 〒500-8002 岐阜県岐阜市御手洗390

TEL 058-262-4787(岐阜市みどりのまち推進財団)

駐車料金 1回300円  駐車台数 36台

営業時間 8:30~21:00(花火・鵜飼開催時は最大22:45まで延長あり)

車高制限あり 2.2m

③鏡岩緑地駐車場

住所 〒500-8001 岐阜県岐阜市鏡岩403

TEL 058-265-4141(岐阜公園整備課)

駐車料金 無料  駐車台数 279台

 営業時間 終日利用可能

※岐阜公園(岐阜城)利用以外では駐車不可

車高制限 なし

金華山ロープウェイ乗り場まで徒歩9分・750m

(やや遠め、第1か第2を優先)

岐阜城までの歩き方

岐阜城へ歩いていきたいという方は、金華山登山道を

上り下りできます。

行きは、歩きで帰りはちょっと疲れたから、

「ロープウェー」で何てのもありです。

現在は10の登山道が整備されています。

ご自分の体力に合わせたコース選択で各々

1時間程度で登ることができます。

主な登山道紹介

「めい想の小道」(水手道)
所要時間:距離=約60分:2,300m
金華山ロープェイ山麓駅東側から緩やかな道で

登りやすくなっています。(後半にややきつい所があります)
初心者にお勧めの、人気の登山道です。

「馬の背登山道」
所要時間:距離=約40分:1,100m
最も険しい登山道(高齢者や幼児には不向き)

「七曲り登山道」
所要時間:距離=約60分:1,900m
小学生が遠足で利用する登山道です。

「百曲り登山道」
所要時間:距離=約40分:1,100m
金華山の西側尾根を登るルート。
難所多し、きつくても近道をというかた向き。

ロープウェーで行こう

ロープウェー運賃

大人(中学生以上)  片道 630円   往復1100円

小人(4歳以上小学生) 片道 300円   往復550円

ぎふ金華山ロープウェー < http://www.kinkazan.co.jp 

昇り進行方向は左側に三重の棟が見られます。

三重の塔

約3分で山頂駅に到着です。

天守への道のり

 

 

 

 

 

一ノ門とお城までの順路案内板が現れます。

左方向に階段もありますが、レストラン経由の道です。

どちらでも、お城に向かえます。

 

 

 

 

 

レストラン・売店経由で行くと展望台があります。

そこからの眺めも絶景です。

白い土壁の通りや、橋を越えて進みます。

ついに岐阜城が姿を現しました。あと50mで城の入り口です。

目の前に岐阜城の全貌が広がります。金色に輝くシャチホコも美しい。

岐阜城内観覧

岐阜城 入場口

入場料  大人 200円  小人 100円

ロープウェーとのセット券があっても、よさそうなものですが

見当たりませんでした。別々の購入となりますね。

1階「武具の間」 刀剣類展示

2階「城主の間」 歴代城主の紹介

3階「信長公の間」 織田信長公を中心に紹介

4階「望楼の間」 東西南北4方向からの眺望が楽しめます

東側の景色  御嶽山と南アルプスの山々

西側の景色 長良川と岐阜市内 遠くは伊吹山がのぞめる

南側の景色 遠くは名古屋のビル群も観える

北側の景色

どちらの方角を眺めても絶景です。信長公や

道三公が観た景色を味わえます。

お殿様が展望案内をしてくださいます。ありがたき幸せ・・

天井や梁が大好きな自分はよく撮影します。

ややマニアックですが・・

望楼の間 天井

岐阜城 梁

岐阜城内の観覧を終えて、城外に出ました。

お城周辺にも施設や見どころがあります。

岐阜城資料館は、昔の武器庫・食糧庫を城郭づくりに

復元したものです。戦国時代の歴史が紹介・展示されています。

生きるために欠かせないのが飲料水ですね、

この高台にも井戸があったとは、驚きです。

リス村

ちびっこから大人まで、大人気の「リス村」

この日も長蛇の列ができていました。

入村料 4歳以上 200円

金華山のリスについて

金華山に生息するリスは、昭和11年に岐阜公園を中心に

開催された「躍進日本大博覧会」の際、当時としては

珍しかったタイワンリスが多数持ち込まれました。

この時に集団でリスが金華山に逃げ込みました。

そして、野生化したと言われています。

(リス村パンフレット参照)

「麒麟がくる」で盛り上がる大河ドラマ館

明智光秀公にゆかりの深いお城はこちらです。

ぜひ、あわせてご覧ください。

明智光秀ゆかりの城 明智城跡見どころアクセス

明智光秀公生誕の地 落合砦(土岐明智城・多羅砦)徹底解説します

明知城 明智光秀公 生誕の地 そびえる壮大な山城

光秀公の妻「煕子」の出生の城はこちら。

妻木城 明智光秀を支えた妻熙子の出生の地妻木城跡 アクセスから見どころまで

もう一つの発見

歴史資料館の横に目を移すと、カブトムシの看板が

目に留まりました。近づいてみると

「名和昆虫博物館」とありました。

近くには、名和昆虫研究所なる建物までありました。

もう興味深々で入館したかったのですが、

時間の都合であきらめました。次回必ずや訪れて、

昆虫博物館へ入館してみます。

建物もレトロな感じでとてもすてきです。

まとめ

信長公にゆかりのあるお城がこちらです。併せてごらんください。

末森城跡・織田信長の父信秀築城・城山八幡宮境内に残る城跡

清州城 織田信長天下統一出発点 天守閣からの眺め周辺情報 徹底解説

本能寺の変で信長公とともに命をおとした「森蘭丸」の出生の城がこちらです。

美濃金山城 森蘭丸生誕の山城アクセスから見どころまで実録解説

国史跡指定の名城「岐阜城」はいかがでしたでしょうか。

休日にお出かけの際は、駐車場にご注意ください。

自分の場合、第1駐車場の空き待ちの列に並んだため、

約40分待機することになりました。

第1駐車場、駐車可能台数の少ない第2駐車場が

混んでいる場合は、待機の列に並ぶ前に鎧岩緑地駐車場

へ停められた方が、早く岐阜城を参観できます。

金華山は見どころ満載です。岐阜城のみならず、

リス村、歴史資料館、展望台などなど時間を

忘れるくらい楽しませてもらえます。

また、岐阜公園内にも、信長公の居館跡、庭園、

再現された滝、三重の塔などがあります。

信長公居館跡

信長公居館の門

三重の塔

再現された滝

ぜひ、一度そしてリピーターとなって、

訪れてみてはいかがでしょう。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

スナフキンの名言集より  By トーベ・ヤンソン

「どこへ行くの?」「そんなこと、わからないよ」

スナフキンが答えました。

それでは、また。

「スナフキン的生活」に憧れる「スナフキンずライフ」

でした。

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